私の二本の指は、まるですずのちいさなおんなのこに吸い込まれるように中へ中へともぐっていき、やがて今度は外へと滑り出てくる。あらかじめ塗っておいた業務用のローションがその滑りをスムーズにしている。すずが自分で分泌している潤滑液に混じって。私の二本の指を出し入れされるとすずはまるでセックスをしているときのような表情をしている。声を出さないまま、顔を枕に押しつけるようにしている。私は二本の指を出し入れするだけではなく、すずのおんなのこの中で時々ぐりぐりとこねくり回すような動きをする。私はすずが男に指を入れられるのも初めての経験だ、と勝手に決めつけているが、その割にはあまり痛がるような素振りを見せない。あるいは初めてではないのだろうか?私が二本の指を出し入れし、時々中でかき回したりしているうちに、どんどんとすずのおんなのこが緩んできたような感じになってきた。まるで硬かったバターのかたまりがとろけ出したように。 「うちの店では本番はないんですけど」と言ったところで私は言葉を選んだ。「本番ってわかりますか?セックスのことです」 ずっと目を閉じていたすずが目を開いて私の方を見た。「このテストでは、あなたの経験がどの程度のものかを見るために私とセックスしてもらうことになっているんですけど、いいですか?」本当は採用の面接で私が女の子とセックスをすることなどない。女の子は私の店の大切な商品で、その商品に手を付けることなどない。もちろん、お客さんにも本番が禁止である、ということを強く伝えている。だが、採用をしないとなったら話は別で、私はテストと銘打って好きなようにすることにしている。どうせ「不採用」なのだから。それに年齢を偽っているのは向こうの方だから、後になってそれを訴えてくる、ということもない。だが、それが「合意のもとだった」ということを明らかにするため、「いいですか?」と聞いてみた。すずは私が尋ねるとしばらくしてちいさくうなづいた。
おんなのこのみぞ(3A) 〜すずの面接(13)
投稿日:6月 4, 2019 更新日:
執筆者:jinkolion.com